加齢と共に「記憶力が衰えるという事実」を受け入れる。
「どこに置いたかを忘れて、探し物が多くなる」・・・それでは困ります!
探し物をしないための訓練は「定位置に戻すという習慣」を作ること。
「眼鏡がない」「鍵がない」などという探し物は、ヒョイとその辺に置くという行動から始まる。
面倒くさがらずに定位置に戻せば、探し物はしなくなる
≪記憶力の衰えをカバーする記録の仕方を工夫する≫
【ダイジェスト版を作って保存する】
① 写真は処分しにくいものの一つ。家族の歴史を時系列の写真で分類整理して、楽しい説明やキャプションを入れて整理すると、それ以外の物は処分し易くなる。
② 旅の写真や記録などは、年代やカテゴリーなどで分類して、出来るだけコンパクトに纏めよう。たくさん残しても後から開いて見るものはほんの少し。
③ 日記のような記録も、記録しておかなければならない出来事を1冊のノートに纏めておくと、安心して処分できる。
④ 家のメンテナンスの記録もきちんと整理して置けば、計画的な購入に繋がり、無駄をなくすることが出来る。
⑤ 古い家計簿も処分する前に、税金、保険、メンテナンス、車・家電などの購入、交際費(祝儀・不祝儀などの金額も今後の目安として記録しておくことが大切)
⑥電化製品の取扱説明書や保証書なども、すでに廃棄した製品のものは処分して、今必要なものがすぐ取り出せるよう保管しておこう。
記憶の補いとして、カレンダーやスマホの予定表を活用して、失敗をしないように生活すると、失敗経験からくる自信喪失をふせぐことができる。
体の正中を保つ
身体の前後、左右のバランスは、毎日の生活の習慣やちょっとした痛みなどで簡単に崩れていきます。
加齢による痛みをかばうことで崩れる、骨の変形、麻痺などで崩れるのは防ぎようがありませんが、少しでも意識する事、リハビリすることなどでひずみを抑えることは必要です。
心の正中を保つ(道諦・・八正道)
人の苦悩の原因はすべて欲望にあり、その欲望をコントロールする手段として説かれている道諦なのだそうです。心の平安はすべてに勝ります。