友白髪で暮らしてきた連れ合いを見送ることは、人生の最大の悲しみです。
でも、胸をえぐられるような寂しさをいつまでも嘆くよりも、この歳まで一緒にいられたことを感謝して、後は独りの生活をそれなりに楽しんで生きることも大切です。
それと同時に、超高齢化した現代では自分の生活をうまくシフトして周りに迷惑をかけない生き方をすることも考えなければならないようです。快適に一人で暮らしていたのに、ある時体調を崩して入院し、住んでいた家が荒れていくという姿を、回りに多く見かけます。後のことは子供の任すというのも一つの在り方。自分で一つずつ手を打っておくというのもその人の人生に対する美学だと思います。
自立・ 困難の程度 ・補助
1 ゴミ捨て(ステーションまで運んで捨てる体力・能力)一部困難、困難になったら ➡ヘルパー利用
●生活ごみ・・(週2回)結構重たい
●資源ごみ・・(週1回)ステーションまでの運搬
2 買い物(スーパーが遠い問題)一部困難 ➡配達利用
●日々の生活物資・・野菜、肉、パン、牛乳、生麺類
●ペーパー類、ペットボトル、米調味料、決まったものは頼める
● 食事の支度 部分的には自分で献立や料理が出来る
3献立調理が出来なくなったら・・ ➡給食配達の支援を受ける 1,2,3に不安を感じるようになったら➡入所を考える
4 金融関係 すべての金銭管理(不動産税金、管理)(動産・・預金、株式、保険)
●保険、管理費、その他の支払いなど ➡子ども達に
生活費 の管理が困難 になったら➡入所を考える
5火災への不安 火の管理(調理器具)困難 になったら➡入所を考える 6 勧誘、詐欺 訪問電話 の対応が困難 になったら➡入所を考える
7 清潔、入浴、着替え、季節ごとの衣類管理、 少なくとも4~5日に一度は一人で入浴できる
出来なくなったら➡デイケアの利用
汚れを意識して着替え(清潔を保つことを納得する力)が出来なくなったら➡ヘルパーの利用
季節ごとの衣類の管理 一部困難 ➡ヘルパーの利用