 命を守る訓練【生活習慣】

【新型コロナウイルス】

20202月突如中国武漢で発生した新型コロナウイルス、あっという間に世界中に蔓延、パンデミックの始まりだった。3月初めごろまではまだ東洋の問題だったが、イタリア・スペインに広がり、世界中に日々患者数を増やしていく。今日から4月、イタリア・スペインはすでに医療崩壊状態。

 スイス・ルクセンブルグを含む周辺国が重症患者の受け入れをしているというニュースは欧州各国の意識の高さを示している。

 それに反して北朝鮮はこの機会にしきりに新型ミサイルの飛翔実験をしているのは対照的だ。

 イタリアの場合の致死率は意外に高く、9.3%とのこと。日本では0.66%と発表している。

  いずれにせよ今は東京の都市封鎖もせず、持ちこたえているが、JAとりでも患者が出て、新規の外来・救急とも受け入れなくなっている。

 孤立しても自分を守って暮らすしかない。独り暮らしの身は「孤独に耐える」しかない日々だ。

 弧の中で目的をもって生活し、健康を守るための食事と運動を心がけるしかない。

 

 【 食事
若いころは時間に追われたり、味覚の要求に急がされたりして、つい早く沢山食べる習慣がついてしまいがち。ここで一度立ち止まって、軌道修正しよう。
≪高齢者の食事は「生きる希望になる食事でありたい」≫
必要な物を必要なだけ(80歳以上は一日1600キロカロリーを目安に)
≪心を込めて一口一口を味わうような食べ方を心がけよう≫
ゆっくり味わいながら食べる習慣をつくり直す。
① 良質な蛋白質・・・ファーストフードなど手軽な食べ物は、粗悪な糖質や脂質が多いの で、あまり勧められない。良質のたんぱく質を 心がけて取るようにしたいもの。
②繊維質と水分の摂取・・・高齢になると便秘はとてもつらいもの。最悪の場合摘便などが必要になること もあり、日ごろの注意が必要。
サプリメントより食事が大切・・・
④ 噛む力、飲み込む力を落とさないように、ある程度の歯ごたえや繊維のあるものなどをよく噛んで食べること が必要とのこと。
ただし病気や老化が進んで咀嚼する力や嚥下の力がなくなったら、食べ易さや飲み込み易さの工夫が大切になる。
     https://www.meiji.co.jp/meiji-eiyoucare/knowledge/malnutrition/007.html

 

 

 【 姿勢(前後・左右の正中)が崩れることで様々な病気が起きてくるもの
骨粗鬆症による圧迫骨折など、原因がある場合は専門家の指示に従う必要がある。
病的な原因がなく、筋力の衰えだけが原因で姿勢が前屈や左右に傾いているような場合は、筋力を鍛え、ストレッチなどで柔軟性を保つ訓練をして、無理のない程度で、体の正中を保ち、姿勢を保ちたい。時々柱の前に立って、正しい姿勢を意識してみるのは効果があるようだ。

 


 【規則正しい生活 (早寝早起き)】
老人は朝の目覚めが早いといわれるが、早寝早起きは大切な習慣だし、気持ちの良いもの。
その補いとして、15分から20分程度の短い昼寝は体に良いとのこと。しかし昼寝の時間が長くなると昼夜 逆転の生活になることもあり問題だ。
 昼間は気持ちよく体を動かし、頭を使って生活しよう。

 


 【 運動(ラジオ体操、散歩)】
歳をとって動かなくなると、怖いのが「廃用症候群」。
人の体は使わずにおくと、どんどん筋力や神経が衰えていくとのこと。楽をすることは良いことではなく、大変怖いことなのだと思って、体を使うようにしなければいけない。頑張って歩こう!!

 


 【誤嚥性肺炎を防ぐ歯磨き】
歳をとると唾液の分泌も減り、口内細菌が増えやすいとのこと。
80歳までに自分の歯を20本残すようにと言われるが、確かに噛む力、飲み込む力が食事の楽しさを守ってくれるもの。
高齢になると、歯だけではなく、歯周病など歯茎の健康も問題になってくる。歯槽膿漏はせっかく残っている歯を台無しにする怖い病気。
さらに誤嚥性肺炎を防ぐ意味からも、高齢になるほど毎食後と就寝時の歯磨きは大切とか。面倒くさがらずに頑張ろう

 


 【ストレッチ】
使わない筋肉は衰える。私たち高齢者にとって筋肉の衰えに少しでも歯止めをかけることが、クオリティを 守るために大切だということを日々痛感する。
   http://koureisya-taiso.hatenablog.jp/entry/2017/05/06/164736
できるものだけでも心がけよう。